趣里主演ドラマ『モンスター』第1話に萩原利久、美波、藤吉夏鈴(櫻坂46)の出演が決定
趣里が主演を務めるドラマ『モンスター』(カンテレ・フジテレビ系)が、10月14日(月)より放送される。今回第1話に萩原利久、美波、藤吉夏鈴(櫻坂46)の出演が決定した。 【関連写真】神波亮子(趣里)、ほか『モンスター』場面カット【2点】 今作は、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子(かんなみ・りょうこ)が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。 第1話で、突如弁護士として働くことを決めた亮子(趣里)が初めて弁護を担当するのは、交際相手の川野紗江(藤吉夏鈴)を自殺に追いやったとして、自殺教唆の罪で起訴された塩屋遼(萩原利久)。自己肯定感が低く、恋人に対して自殺の引き金になるような心ない言葉をぶつけたり、感情が高ぶると暴言を吐くなど荒っぽい一面を持ち合わせた人物だ。 そんな塩屋を演じるのは『美しい彼』、『月読くんの禁断お夜食』、『降り積もれ孤独な死よ』など話題作への出演が続き、25歳ながら多数の作品で独特の存在感を放つ萩原利久。演じる塩屋の人物像について萩原は、「どこか少し子どもっぽい、大人になりきれていない人物」と分析する。 さらに、「ふとした瞬間に、突発的に口が悪くなって抑えがきかなくなる危うさ、不安定さを感じるので、そういうグレーなところを表現できればと思っています。自分は人に対して言わないようなセリフや激しいシーンもあって、自分のテンションより少し高めにするように意識しました」と撮影を振り返った。 その塩屋の言葉が引き金となり、自ら命を絶ったとされる塩屋の恋人・紗江を演じるのは、アイドルグループ・櫻坂46のメンバー・藤吉夏鈴。センター経験もありクールでミステリアスな印象の藤吉は、今年8月に公開された映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』で映画初出演ながら主役に抜擢されるなど、俳優としても活躍の場を広げている。 「俳優として、多くの経験を積みたい」と意気込みを見せる藤吉は、「死ね」というメッセージを受けたのちに自ら死を選ぶという役どころだけに、今回の台本を読んで改めて言葉の重みを感じたといい、「言葉は人を救うこともできるし、傷つけることもできるからこそ、大切に扱わなきゃいけないと感じました。この気持ちを大切にしながら演じました」と胸中を語った。 そんな藤吉演じる紗江は、恋人に秘密でカウンセリングを受けていた。その担当カウンセラーを演じるのは、日本とフランスのハーフで、モデル・俳優として活動するほか、絵画の創作もおこなうなど多方面で活躍する美波。現在日本とパリを行き来しながら、ハリウッド映画にも出演するなど世界の舞台で活躍している。 今回の撮影で帰国した際には「久しぶりに日本のおいしいお米を食べられてうれしかった」といい、自身が演じるカウンセラーの梅本ますみについては「つかみどころのない人物なので、皆さんが どうご覧になるのか楽しみです」と語った。