電撃移籍もあり得る!? 巨人のトレード注目選手(3)2年ぶり1軍でも“即降格”
阿部慎之助新監督の下、4年ぶりの王座奪還を目指す2024年シーズンの読売ジャイアンツ。現時点ではリーグ優勝が狙える位置につけており、7月31日のトレード期限日までに補強に動く可能性も考えられる。そこで今回は、他球団で飛躍する可能性を秘めた巨人のトレード候補選手を紹介したい。(※今季成績は7月16日時点)
増田陸
・投打:右投右打 ・身長/体重:179cm/88kg ・生年月日:2000年6月17日 ・経歴:明秀学園日立高 ・ドラフト:2018年ドラフト2位 2022年にレギュラー格となり、覚醒を予感させていた増田陸。しかし、翌2023年は一軍出場なしに終わるなど、その後は苦しいシーズンが続いている。 明秀学園日立高では、高校通算34本塁打を誇る強打の遊撃手として活躍。2018年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団し、プロ入り当初は坂本勇人の後釜候補として大きな期待が寄せられた。 故障により一時は育成契約も経験したが、支配下復帰を果たした高卒4年目の2022年に一軍デビュー。同年は一塁手としてスタメンの機会を増やし、69試合出場で打率.250、5本塁打、16打点の好成績を残した。 だが、翌2023年は開幕一軍入りを逃すと、ファームでも打率.229と低調な結果に。シーズン中盤には故障離脱し、一軍出場を果たせないままシーズンが終了した。 今季もファームを主戦場としていたが、6月に2年ぶりの一軍昇格。しかし、4試合の出場で5打数無安打と結果を残せず、再び二軍降格となった。 高卒6年目を迎えているだけに、心機一転、新たな環境で活躍の場を与えても面白いかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部