【ウインターカップ】岐阜女が2回戦進出、東海大付福岡とのロースコアゲームに勝利[高校バスケ]
インターハイ準決勝のリマッチはまたも岐阜女が勝利
12月24日、「SoftBank ウインターカップ2024令和6年度 第77回全国高等学校選手権大会」女子2回戦で、岐阜女(岐阜①)と東海大付福岡(福岡②)が対戦。インターハイ準決勝のリマッチはロースコアの展開に。前半を4点リードで終えた東海大付福岡だったが、岐阜女は3Qに逆転。最後まで僅差リードを守って50-46で勝利した。 【写真】岐阜女対東海大付福岡フォトギャラリー(13点)をチェック 前回大会準優勝で今年のインターハイ、U18日清食品トップリーグでも準優勝となった岐阜女は、今度こそと頂点を狙う。一方、ウインターカップでは2年連続3位の東海大付福岡は、インターハイ準決勝で岐阜女に47-48で惜敗。リベンジを狙う試合となった。 先に主導権を握ろうとする両者は足を動かして、ズレを作らせず。開始5分で東海大付福岡の6-4とロースコアの展開に。しかし、終盤に来てNo.9 東口紅愛が3Pシュートを射抜くとNo.12 根間芙奈、No.10 浜口ゆずも得点した東海大付福岡が13-8として1Qを終えた。 立ちはだかるNo.20 アミ・チャラウの前に苦しんだ岐阜女は2Q、No.11杉浦結菜のシュート、No.5安藤美優の3Pシュートに続いて、No.10小松美羽がスティールから速攻を決めるなど徐々に持ち味を発揮し、点差を詰めると、残り3分No.7ディヤイ ネイのシュートで同点に。それでも東海大付福岡は残り6秒、No.10浜口が3Pシュートを沈めて29-25でハーフタイムを迎えた。 後半に入ってもディフェンスが目立つ展開は変わらず。残り5分強、岐阜女はNo.5安藤が右ウイングから3Pシュートを成功。さらにNo.10小松も3Pシュートを射抜いて34-29と初めてリードを作った。東海大付福岡は残り3分半、No.10浜口のレイアップでクォーター初得点をあげると、No.12 根間もドライブからレイアップを沈めたが、これがクォーター最後の得点に。岐阜女の37-33で3Qが終わった。 4Q、岐阜女はNo.5安藤が得点源となり、リードを7点差に。しかし、東海大付福岡は、No.20 アミ・チャラウがインサイドでこつこつ決めると1回戦で残り3秒の決勝シュートを沈めたNo.10浜口がここで3Pシュートを射抜いて残り6分半で40-42とした。このあと、再び8点差まで広げられたが、No.10浜口、No.16 内藤みやびが連続して3Pシュートを決めてまたも2点差とした。その後は、両者とも得点できず残り1分を切る。 ここで東海大付福岡はNo.12根間が痛いターンオーバー。残り36.5秒からのインバウンズで岐阜女は、No.9三宅香菜がトップからドライブしてレイアップ。リングを舐めたボールは見事決まって50-46に。残り25.4秒、東海大付福岡はNo.20チャラウにボールを託すがシュートは決まらず。岐阜女が4点差を守って勝利を掴んだ。 両チームの得点を合わせても100点に満たないロースコアゲームの展開の中、岐阜女はNo.5安藤が15得点、No.7ネイが12得点とオフェンスをけん引。東海大付福岡はNo.20チャラウが17得点、11リバウンド、No.1浜口が12得点をマークした。FG成功率では40.4%(19/47)-30.6%(22/72)と上回った東海大付福岡だが、ターンオーバーは23とミスが増えてしまった(岐阜女は14)。