10得点を記録した河村。(C) Getty Images

　NBAメンフィス・グリズリーズの河村勇輝は現地12月29日、敵地オクラホマシティ・サンダー戦に途中出場し、キャリア初の二桁得点となる10得点に加え、３アシスト、３リバウンドの活躍を見せた。 【画像】「超可愛い！」「顔ちっちゃ」と話題沸騰！ 日本男女バスケ代表に熱いエールを贈った“勝利の女神” 広瀬すずの厳選ショット！ 　この試合、エースのジャ・モラントやマーカス・スマートら主力選手の離脱により出場機会が巡ってきた河村は、大差のついた第４クオーター残り11分１秒から出場を果たし、持ち前のパス能力で味方のシュート機会を創出する。 　流れに乗った河村はその後、プルアップジャンパーや３ポイントシュートもヒット。結果的にフィールドゴール５本中４本（うち３ポイント２／３）と高確率でシュートを決め、スコアリングでもチームをけん引した。 　この試合ゲームハイの35得点、６リバウンド、７アシストを記録したサンダーのオールスターポイントカードであるシェイ・ギルジャス・アレクサンダーは試合後、河村について「本当に良いバスケットボール選手だ。５分間で10得点、３アシストを記録した。とてもスキルが高く、バスケットボールのやり方を知っている」と技術や試合運びの巧さに着目した。 　加えて「あの（低い）サイズにもかかわらず、あそこでプレーできるのは素晴らしい。『自分はできる』というフィーリングがあればプレーできる。何があろうとね」と日本人ガードの健闘ぶりを称えた。 　なおウエスタンカンファレンスの首位攻防戦となった試合は２位グリズリーズが106対130で敗れ、ゲーム差は５に拡大した。 構成●THE DIGEST編集部