キッチンのふきん、どれくらいの頻度で替えるのが正解?
感染症を専門とするウイルス学者オセアン・ソレルは、インスタグラムに投稿した動画で、微生物の温床となるキッチンのふきんの正しい使い方と洗濯方法を紹介する。 【動画】キッチンふきんの正しい使い方と洗濯方法とは? 家庭内の衛生については守るべきルールがあり、キッチンにおいてはなおさらだ。フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)が指摘しているように、キッチンには恒常的、断続的に湿度の高い場所が多数存在するのだ。そうした場所は、微生物の繁殖に適している。たとえばどんな場所かと言うと、食器や手を拭くためのふきんだ。 10月25日に公開されたインスタグラムの動画で、ウイルス学者のオセアン・ソレルは、ANSESのアドバイスに基づき、ふきんの適切な使用と洗濯の方法を指南している。その目的は、室内にバクテリアや微生物を撒き散らさないこと、そして、病気にならないことだ。
ふきんは2日に1回は取り替える
食器を拭き、調理台を拭き、洗った後の手も拭く。これらをすべて同じふきんで済ませてしまう人は要注意。まずは、手を拭くためだけのタオルを用意しよう。 ANSESによると、バクテリアの繁殖を防ぐためには、食器や調理台は自然乾燥させるのが一番だという。もしもっと早く乾かしたいなら、きちんと洗った綺麗な状態のふきんで表面を拭くよう、ソレルは注意を促す。 また、2日に1回はふきんを交換し、最低60度のお湯で洗うこと。お風呂で使用するタオルについては、感染症専門医ステファン・ガイエはこう話す。「ほとんどのバクテリアは、洗濯機の水で希釈されるか、微生物が死滅することでいなくなります」。だが、殺菌には90度以上のお湯しか効果はないと指摘する。 From madameFIGARO.fr ※この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。