婚活で「年収600万円」の国家公務員の方と知り合いました。共働きなら、結婚後も都内で「余裕のある暮らし」は可能でしょうか…?
国家公務員であれば結婚後も都内で余裕に暮らしていける?
では、40歳の国家公務員と結婚したとして、都内(今回は高円寺エリアに住むと仮定)で余裕を持った暮らしを送れるのでしょうか。40代の国家公務員の平均月収を約46万円と想定し、試算していきます。 高円寺に住む場合の家賃約17万6000円と東京都区部における二人以上の世帯の平均支出(住居費を除く)「31万4863円」と足すと「49万863円」で、月に約50万円必要であることが分かります。国家公務員の平均月収の約46万円と比較すると支出が月収を上回っているため、都内で余裕のある暮らしを送るのは難しいかもしれません。 ただし共働きを選択して不足分をカバーすることで、都内でゆとりある生活をしていくことは十分可能です。あくまで相手の収入だけでは、都内で余裕のある暮らしはできない場合があるということを押さえておきましょう。
結婚後に相手の年収だけで都内で余裕のある暮らしを送れる可能性は低い!
国家公務員の年収は職種や学歴などでも異なりますが、大卒行政職の場合は20代で平均年収は約400万円、50代では900万円近くまで年収が上がっていくことを解説しました。 ただし結婚後に都内に住む場合は毎月約50万円の支出があり、国家公務員である相手の収入だけでは都内で余裕のある暮らしを送れる可能性は低くなります。共働きを検討したり、住む場所を考慮したりする必要があるでしょう。 出典 人事院 令和5年 人事院勧告・報告について 人事院給与局 令和5年 国家公務員給与等実態調査 報告書 総務省統計局 家計調査(家計収支編)二人以上の世帯 2023年 株式会社リクルート SUUMO 高円寺駅(東京都)の賃貸アパート家賃相場・賃料相場 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部