【テレワーク父さんの塾弁当】長女(小6)のリクエスト「オニオンスープ」は粉末スープに野菜と胸肉、パスタを加えて
この時期は感染症に注意!
冬のこの時期、受験生の大敵といえば感染症。風邪やコロナも心配ですが、今年はマイコプラズマやリンゴ病なども流行っているそうで注意が必要です。 お弁当作りで怖いのはノロウイルスや食中毒菌による食中毒なので、手洗いと十分な加熱を日々の習慣に。加えて今回のようにスープをお弁当にするときは、スープジャーに移す時には殺菌が済んでいて、高温が維持された状態になっているのがベスト、ということで以下2点を守っています。 ◾️1: 85度以上で1分以上煮る サルモネラ、病原性大腸菌、カンピロバクターなどの食中毒菌の多くは、75℃以上1分間の加熱で、ノロウイルスは85℃以上1分間でほとんど死滅するとされているので、しっかり加熱をすることで殺菌します。 ◾️2:スープジャーを事前にあたためておく 菌の繁殖しやすい温度帯は一般に20度から50度といわれているので、食べる時間まで60℃以上をキープ出来るよう、事前に温めておいたスープジャーに“あつあつ”のスープを入れるようにします。 参考: 厚生労働省「家庭での食中毒予防」、食品微生物センター
注射ではないインフルエンザワクチン「フルミスト」を体験
感染症といえば、なによりも受験生を不安にさせているのがインフルエンザです。 過去の受験体験談でも、受験当日にインフルエンザに罹患してしまい、大変だったというエピソードが必ず紹介され、とにかく予防接種は必ずするようにと案内されます。もちろん、我が家でもインフルエンザの予防接種を家族全員で受けることにしました。 ところが、問題は長女の注射嫌い。彼女は極度の注射嫌いで「2回も打たなきゃいけないなんて絶対無理!」と頑なに拒否。いったいどうやって説得したらよいのかと頭を抱えていました。 そんなとき、ニュースで「注射しないインフルエンザワクチン」の話題を目にしました。名前は「フルミスト」。鼻にシュッと噴霧するだけで接種が完了し、しかも1回で済むという夢のようなワクチン。今年(2024年)の10月に解禁されたばかりとのことで、早速娘に報告すると、「もう、それしかない!」とノリノリの様子。たちまち近所で取り扱いのある病院を探し出し、無事に接種してきました。 このフルミストは、両方の鼻の穴にワクチンを噴霧するだけ。痛みは全くなく、プールで鼻に水が入ったときのような軽い違和感がある程度だそうです。スイミング教室に通っていた娘たちには「全然平気!」だったようで、わずか数分で接種完了。親としても一安心でした。 気になるお値段は1回8,800円。普通のインフルエンザ注射は、我が家のかかりつけ病院では1回4,000円で、子どもは2回接種が必要なので合計8,000円とほぼ同じ。痛みがなく、1回接種で時間も短縮できるメリットを考えたら、むしろお得だと感じました(お住まいの地域や病院によって接種の費用には幅があります。助成制度が適用される場合も多く、実際の価格差は地域によると思いますので、金額はご参考まで)。 ちなみに、待合室で次に順番を待っていた少年が、娘たちが鼻にシュッとするだけで済んだのを見て「え、何それ?」という驚愕の表情を浮かべていたのが印象的でした。 注:「フルミスト」の対象年齢は、2~18歳。重度のぜんそくやゼラチンアレルギーの人、また周囲に免疫不全状態の人などがいる場合は接種に注意が必要とのこと。かかりつけ医と相談の上、それぞれの家庭の状況にあった方法を選びたいところです。 参考:日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会
マエダヒデキ