透き通った白肌ボディで魅せた31歳 「運動が苦手な自分がコンテストに出場するなんて思わなかった」
「もともと運動が苦手だったので、まさか自分がコンテストに出場するなんて思ってもいませんでしたが、とにかく何事も始めてみないと前に進まないので、改めて挑戦することは大切だなと思います」 【写真】西澤奈穂さんの白肌、桃色ビキニ姿で魅せるバックポーズ 9月1日(日)に茨城・つくば国際会議場で行われた”健康美”をコンセプトにした人気ボディコンテスト『BEST BODY JAPAN(ベスト・ボディジャパン)2024茨城・水戸大会』のレディースクラス(30~39歳)に出場した西澤奈穂(にしざわ・なほ/31)さん。現役のパーソナルトレーナーとして、運動が苦手な方にも運動の楽しさを伝えることをモットーに活動している。
「筋トレは始めてみると夢中になれる要素がたくさんありますし、自分に自信が持てるようになると思います。私自身も自分にもっと自信を持つことで、お客様により良いサービスを提供したいと考えています。挑戦する前向きな姿も見せることで、お客様も明るくなってくれるとうれしいなという思いからコンテストにも出場しています」 もともとはグリーン車内で改札業や車内販売を行う、グリーンアテンダントという仕事をしていた西澤さん。勤務時間も不規則で、運動もしていなかった自分がすごく不健康な気がして、徐々に運動に興味を持ち始めたそう。 「いきなりジムに行くのもハードルが高かったので、まずは市民プールに通い始めました。苦手だったはずの運動を始めてから、自分の気持ちがポジティブになっていくのを感じ、そこからフィットネス業界に興味を持ち始め、フィットネスを通じてより多くの人を幸せにしたいという想いが強くなりました」 24時間ジムの受付業務からフィットネス業界に飛び込んだ西澤さんは、お客様が退会していく姿を見ていつも歯痒く感じていたという。1年間で半数以上の会員が入れ替わるとも言われているフィットネスジム。自分が働くジムのために、自分にも何かできないか、もっと運動の楽しさを伝えることで退会が抑止できないかと考え会社に相談。 「私の思いをしっかりと受け止めてくれる会社だったので、2年前から24時間ジムとは別に、新しくパーソナルトレーニングジムをスタートすることになりました。ただ、運動初心者の方にいきなり筋トレだけとなるとハードルも高いので、マットピラティスやヨガなども組み合わせた、運動初心者にも優しいジムになっています」
ヨガインストラクターとしての資格も持つ西澤さんは、多方面から運動初心者に寄り添って指導をしている。西澤さんの挑戦する姿を見ているジムのお客様は、きっと大きな刺激を受けて前向きな姿に変わってきているに違いない。
取材:林健太 撮影:舟橋賢