【MLB】フィリーズがカブスを破り13年ぶり地区優勝 打線が好投のノラを援護 鈴木誠也は4打数1安打
【カブス2-6フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間9月24日、すでにプレーオフ進出を決めているフィリーズは、本拠地シチズンズバンク・パークに戻ってカブスとの3連戦がスタート。その初戦は投打が噛み合って6対2で勝利し、2011年以来13年ぶりとなる地区優勝を決めた。フィリーズ先発のアーロン・ノラは7回途中まで102球を投げて被安打7、奪三振7、与四球2、失点2の好投で13勝目(8敗)をマーク。カブス2番手のケイレブ・キリアンは5回2/3を投げて8安打6失点(自責点5)と精彩を欠き、今季初黒星(0勝)を喫した。 【動画】フィリーズのJ・T・リアルミュートが先制の14号2ランを放つ マジック「1」の状態で足踏みが続いていたフィリーズは、2回裏一死1塁からJ・T・リアルミュートの14号2ランで先制。3回裏にはカイル・シュワーバーの37号ソロとニック・カステヤノスのタイムリーでリードを広げ、シュワーバーは2年連続となるシーズン100打点に到達した。5回裏と6回裏にも1点ずつを追加し、好投を続けるノラを援護。ノラは7回表に捕まったが、7回途中7安打2失点で先発の役割をしっかり果たした。ノラ降板後はマット・ストラーム、ジェフ・ホフマン、カルロス・エステベスとつなぐ盤石のリレーでカブスの反撃を防ぎ、6対2で勝利。2011年以来13年ぶりの地区優勝を決めた。 カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席はライトフライ、4回表の第2打席は見逃し三振に倒れたが、6回表の第3打席で今季26本目の二塁打を放った。8回表の第4打席は空振り三振に終わり、4打数1安打2三振。連続試合安打を2、連続試合出塁を13に伸ばし、今季の成績は打率.278、21本塁打、71打点、16盗塁、OPS.837となっている。