2度目離婚の加護亜依、未成年喫煙での解雇を述懐…13年ぶりに再会した事務所会長から受けた粋な言葉も告白
テレビ朝日系『しくじり先生 私みたいになるな年末1時間SP』に出演
元モーニング娘。のメンバーでタレント・加護亜依が、30日放送のテレビ朝日系『しくじり先生 私みたいになるな年末1時間SP』(午後11時40分)に出演し、「2度の未成年喫煙で大転落しちゃった先生」として授業した。番組側が10年以上オファーして出演が実現。小学6年生の3月にオーディションに合格してグループ入りしてからの生活を振り返り、14歳で家賃月80万円の高級マンションに住んでいたことなどを明かした。 【写真】「若い」「スタイルよき」の声…加護亜依の“超ミニ”ショートパンツの別カット 加護は2000年、12歳でモーニング娘。に加入。中学1年生の4月から活動を始め、同期で同年齢の辻希美とともに人気者になり、ミニモニ。などの派生ユニットでも活躍した。当時は無邪気な妹キャラだったが、それも「全て計算してやっていました」と告白した。また、14歳で高額納税者番付に入り、家賃月80万円のマンションに住んでいたことも打ち明けた。そして、04年に16歳でモーニング娘。を卒業。辻のユニット・W(ダブルユー)として活動した。だが、06年2月、18歳で飲食店での喫煙が週刊誌の記事になり、長期の謹慎処分になった。 「同居していた祖母が愛煙家で吸っている姿に憧れていました。なので、最初に吸ったのは祖母のシケモク(吸い殻)。そして、初めて外で吸った時に同じ飲食店に居合わせた記者に撮られました。その後、自分のことを報道するワイドショーを見て、だいぶショックでした。東京の家を引き払って、奈良の実家で謹慎生活をしていました。考えると、メンバーもライバルなので弱みは見せたくなかったし、本音で悩みを話せる人がいませんでした。(辻も)友達ではなく、戦友でした」 そして、活動再開の兆しがあった1年後の07年2月に3度目の喫煙が週刊誌報道で明るみになり、事務所を懲戒解雇になった。当時を振り返り、加護は言った。 「ずっと吸っていなかったのですが、当時、付き合っていた彼と群馬の草津温泉に旅行に行き、『ここなら大丈夫』と彼の車の中で1本もらって吸ったところを撮られました。事務所からは開口一番で『解雇だね』と言われました。ごっちん(後藤真希)は『マジか~』と言っていました」 その後の状況も振り返った。 「ロサンゼルスに逃亡しましたが、芸能活動しかできないと思って歌のレッスンやオーディションを受けました。帰国したら、私を脱がせようとするおじさんがたくさん近づいてきました」 AV出演のオファーもあり、「70%ぐらい挑戦する気持ちはあった」というが、周囲の説得を受けて断るに至った。一方でファンとの触れ合いがなくなったことで、恋愛依存体質になったものの、仕事にも恋愛にも疲れていたという。 人生の転機になったのは、12年に第1子を出産。16年に第2子も出産したことだった。「これまでは自分のことしか考えてこなかった人生だったんですが、子ども出産して育てていくうちに、自分以外の人を愛せるようになりました」。そして、31歳の時にかつて所属した事務所からイベント出演のオファーが届き、13年ぶりに辻とのWが復活。同事務所の会長にあいさつに行くとジョークを込めて「いいよ、1回座れよ。とりあえず、タバコ吸う?」と言われたという。 「これで13年間の思いが溶けました。もう、時効なんだと思いました…」 長女は12歳。自身がモーニング娘。に加入した年齢になったと言い、「私の反面教師でしっかりしています」。そして、まとめでは「自分の後悔に後悔しない」と教訓を伝えた。 「ずっと(喫煙騒動のことを)後悔していて全く前に進めなかった。でも、後悔せずに生きていこうと思えるようになったのは子どもを産んだからです。あきらめずにいれば、再びステージにも立てる。反省しきったら前を向いてもいいんじゃないかなと思います。ここからはしくじらないように生きていこうと思います」 36歳になった加護はこの放送前、インスタグラムを更新。約2年前に2度目の離婚をしたことを明かしており、「子ども達2人と既に新しい生活を始めております。これからも母として、お仕事にも精進して参りますので温かく見守って頂ければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願い致します」と呼びかけている。
ENCOUNT編集部