小田原宮小路で「はしご酒」企画 にぎわい創成、花街として栄えた情景再現
小田原宮小路(みやこうじ)とその周辺の回遊性向上とにぎわい創成を目的に11月8日・9日の2日間、宮小路バル「宮小路エリアdeはしご酒」が開催される。(小田原箱根経済新聞) 【写真】「宮小路エリアdeはしご酒」の訴求ビジュアル 宮小路は江戸時代から明治時代にかけて栄えた「花街」。当時は武士や商人などの来訪者が遊びに訪れる場所としての歴史を持つ。昭和時代に入ると映画館や飲食店、土産店が軒を連ね、ピーク時には300軒を超える店が立ち並び、にぎやかな地域として栄えていた。 運営委員会メンバーの中村力弥さんは「その後、ピーク時の10分の1程度に店が減ったが、昔ながらの商店街の雰囲気が残ることから、ここ数年は新しい店が加わり、訪れる人も増え始めてきた。そこで、新しい店を含め、現在の宮小路エリアを市内外の方々に知ってもらうために今回の宮小路バルを企画し有志で実行することになった」と経緯を話す。 参加店は、スナックさら、Bar bulls、おむすび屋 ばぁばんち、himono stand hayase、鯵壱北條。、旬魚酒楽 辰、Good Trip Hostel & Bar、小田原ジビエ 龍、BAR MIZUNARA、牛鉄 勝蘭、Barとりあえず、スナック無駄、Bar WHITEBASE、うしお亭。 参加店からは「どことなく漂う『花街』の香り。これが宮小路の財産。これからの発展を見据えて第一歩を踏み出したい」との声が聞かれる。 中村さんは「華やかな2日間を繰り広げ、栄えていた頃の宮小路を再現する。ぜひ参加していただければ」と呼びかける。
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