西岡良仁 新ウエアで全豪OPへ「自信ある」 30代は「コンディショニングを重視」<男子テニス>
西岡良仁
株式会社TENTIALは10日、男子テニスで世界ランク63位の西岡良仁とユニフォームサプライヤー契約を締結した。 「BAKUNE(バクネ)」というブランドでも注目されているテンシャルは健康に前向きな社会の実現を目指し、コンディショニングブランド「TENTIAL」を中心に日常生活からコンディショニングをサポートしている。西岡はテンシャルのミッションに共感し、2020年に投資家としてテンシャルに参画した。 今回テンシャルは、西岡から「長く現役生活を続けられるような試合用のユニフォームをテンシャルと共に作りたい」と申し出を受け、初めてユニフォームの開発に挑戦した。 今後、西岡が試合でウエアを着用する中でフィードバックし、ブラッシュアップを重ね、コンディショニング向上や選手寿命の延伸をサポートできるユニフォームを目指していく。 今回開発したユニフォームは、1月12日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初着用となる。 全豪オープンを控え西岡は「去年は怪我をしての出場で悔しい思いをしたので、今年こそは上位に食い込みたいです。元々結果が出てた大会で相性が良い印象を持っているので、コンディションをしっかり作れればある程度勝っていける自信があります」と意気込みを語った。 【西岡良仁のコメント】 Q. 2020年からTENTIALに出資したことについて 左膝を手術した際に、テニス選手としてテニスに留まらず様々なことをする必要を感じ、テニス以外のことも学び始めました。そのうちの1つが投資でした。 投資を勉強していく中でアスリートのサポートをしている友人が代表の中西さんを紹介してくださり、そこで初めてTENTIALのことを知りました。 ベンチャー投資については勉強が及んでいなかったものの、ミッションや中西さんの思いにとても共感し、自分も何か貢献したいと考え投資家として関わらせていただくことになりました。 Q. 今回のスポンサード契約について 投資家としても関わっているTENTIALさんと、こうして選手とスポンサーという関係を超えて取り組みができることを嬉しく思います。 テニス選手は35歳が平均引退年齢と言われており自分も29歳になりましたが、まだまだ最前線で戦い続けたいと考えているので、今後はTENTIALさんに「コンディショニング」をサポートいただきたいですし、自分もアスリート視点で商品へのフィードバック等を通してTENTIALさんに貢献できれば嬉しいです。 Q. 1月12日に開幕する全豪オープンについて 去年は怪我をしての出場で悔しい思いをしたので、今年こそは上位に食い込みたいです。元々結果が出てた大会で相性が良い印象を持っているので、コンディションをしっかり作れればある程度勝っていける自信があります。 Q. 今年30歳を迎える節目の年。20代の内にやっておきたいことや、30代に向けての意気込み 体調管理やコンディショニングをより重視していきたいと思っています。テニスは1試合の負荷が高い競技なのに加え、シーズン中は海外を飛び回るため時差の調整や飛行機での移動で試合以外でも負荷が大きいです。 長い現役生活の中で、連戦やシーズンを通じて戦うことに慣れた一方で、年々体力の変動や怪我のリスクの増加を身にしみて感じる瞬間が増えてきました。ベテランという域に差し掛かる中で、自分の体を正しく理解し、コンディショニングを意識した生活をしていきたいです。 また、ジュニア世代の育成にも力を入れたいです。プロデュースしている「Yoshi's cup」を大きくしたり、より良い環境を作っていくサポートを行っていきたいです。 Q. 今年の抱負や目標について 去年テニスが大きく変わりました。変化があった年だったので定着すれば勝てそうだと思っています。 ランキング50位を切ってシード権を取りたいです。また、去年は初戦負けが続いてしまったこともあり、グランドスラムでもう1回勝ちたいです。
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