母の遺品整理中に「タンス預金」100万円を発見!“ハイブランドのバッグ”など高価なものも多いけど、こっそりもらって大丈夫? 申告は必要なのか解説
相続税の申告を適切にしないリスク
税務署は強い権限を有しており、「これくらいは見つからない」と思っていても、のちに追跡調査で発見されることがあります。税務署からの指摘があれば、追徴課税の対象になったり、悪質な場合には罰金が科されたりすることも考えられるため、注意が必要です。 例えば、タンス預金に関しても、税務署は相続時に確認することがあり、故人が亡くなる前の資産移動や、口座引き落とし額の増減などが特定されると、不審な資産移動としてチェックされる可能性があります。
自身の責任で適切に申告することが大切
相続では、故人が保有していたあらゆる財産が対象となるため、遺品整理で発見したものも漏れなく申告するのが正しい対応です。 ブランドバッグやタンス預金も適正に評価して財産分配を行うことが、相続人間のトラブルを避けるだけでなく法的に正しい処置といえるでしょう。 出典 国税庁 No.4105 相続税がかかる財産 国税庁 No.4155 相続税の税率 国税庁 No.4205 相続税の申告と納税 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部