アダメスとの"W獲り"敢行か 韓国の最高内野手キム・ハソンのド軍入りを米メディアが予測「ニーズにハマる完璧な適任者」
今オフにパドレスからFAとなったキム・ハソンの動向は小さくない関心を集めている。 【動画】驚異の守備範囲 キム・ハソンの圧巻の背走キャッチシーンをチェック 今季は打率.233、11本塁打、OPS.700と成績が低迷したキム・ハソン。さらにレギュラーシーズン中の8月に右肩を痛めて戦線離脱と散々な1年を送った。だが、29歳という年齢と、23年に打率.260、17本塁打、68打点、75四球、38盗塁、OPS.749の成績を残し、同年のゴールデングラブ賞も手にしたマルチな能力は依然として高い評価を受けている。 今オフのFA市場で人気銘柄となっている「アジア最高クラスの内野手」。そんな名手を巡って、ここにきて注目を集めているのは、ドジャース入りの可能性だ。米大手スポーツメディア『Bleacher Report』は、1年1400万ドル(約21億8000万円)の契約締結を予想した。 たしかに遊撃手はドジャースの補強ポイントの一つではある。今オフには人気銘柄の一人であるFA戦士ウィリー・アダメスにも関心を持っているとされており、センターラインの強化に余念がない。 こうしたドジャースの補強ポイントをふまえた上で同メディアは、「ドジャースはポジションに柔軟性のある選手を好み、キム・ハソンはニーズに当てはまる完璧な適任者だ」と強調。今年9月に右肩の手術を執行した影響に懸念を示しながらも「彼はすでに遊撃手、二塁手、三塁手として優れた守備選手であることを証明済みだ。打席では四球も選べ、盗塁もできる。4月に辛抱できるチームが短期契約を結ぶ可能性を考えれば、ドジャースは最適解だ」と分析した。 今オフも大型補強の噂が尽きないドジャース。もしも、彼らがアダメスとキム・ハソンのダブル獲りを実現すれば、小さくないハレーションが生まれそうだが……。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]