生死の境目から生還 元繁殖犬に届いた朗報「どうか『うちの子』になって」 最初のプレゼントは家族のきずなを示す名前だった
最後の1%が幸せならば
2024年2月10日、ふわちゃん改めメイリーちゃんは、長崎県佐世保市のYさんの家へと迎え入れられました。 リビングには滑り止めマットが敷かれており、お父さんが作ってくれた「メイリーちゃんのおうち」もありました。息子さんは「メイリーちゃんの誕生日はわからないけど、うちに来てくれた2月10日が誕生日」と言い、初めてのプレゼントを買ってあげようと、自分の財布と睨めっこしていました。 Yさんは「メイリーちゃんには、息子が人として成長できるチャンスをもらった気持ちです」と言い、マザー・テレサの言葉を代表に教えてくれました。 「人生のたとえ99%が不幸だとしても、最後の1%が幸せならば、その人の人生は幸せなものに変わる」 メイリーちゃんの余生は長くないかもしれません。だからこそ、「犬生の最後の1%を幸せなものにしたい」とYさんが考えていることを受け、代表はまた胸が熱くなりました。別れ際、うれしそうな表情のメイリーちゃんにこう言いました。 「1日でも長く幸せな日々を過ごしてね」 (まいどなニュース特約・松田 義人)
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