夫と熟年離婚を考えています。10年後に離婚するとして、どれぐらいの蓄えがあれば、家を借りたり家電を買ったりできるでしょうか?
筆者作成 できるだけ費用を抑えたい場合には、アウトレットと呼ばれる型落ちや少しの傷ありなど訳あり家電を中心に探す方法もあります。新品の購入が難しい場合には、リサイクルショップで探してみるのもおすすめです。リサイクル家電であれば、より安く手に入れられるでしょう。 ◆各種生活用品 賃貸物件や家具家電以外にも、寝具やカーテン、タオルやトイレットペーパー、調理器具や食器などの生活雑貨を用意する必要があります。 いずれも一つひとつの金額は大きくないものの、アイテムをいくつも購入するうちに大きな金額になるかもしれません。必要となる生活雑貨を事前にピックアップし、どれくらいの金額が必要になりそうか、あらかじめ見積もっておくことをおすすめします。
離婚後の生活は計画性が大切
離婚後の新生活をスタートさせるためには、初期費用、生活費ともに大きな出費が発生します。これまでパートナーの収入に頼っていた場合、離婚後はすべて自分でやりくりする必要があるため不安を覚えるでしょう。 しかし計画的に資金を用意したり、就職活動を進めたりすることで、前向きな気持ちで新たな生活に備えられます。 就職に関しては、ハローワークをはじめとする専門の機関に相談しましょう。また、賃貸物件については、賃貸情報サイトや不動産屋の店頭に掲示された物件をチェックし、おおよその相場を把握しておくことをおすすめします。
離婚後の費用はコツコツ準備しよう
パートナーに不満を抱えて生活していた場合、離婚後はストレスから解放されて、自分の思うように生活できるでしょう。ただし、何でも自分で決められるなど自由度が高い反面、責任が伴い、経済的にも自立しなければなりません。 離婚後の充実した「おひとりさま生活」を実現するためにも、かかる費用を少しずつ蓄え、タイミングが来たときにすぐに動き出せるよう準備を整えましょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告 〔 家計収支編 〕 2023年(令和5年)平均結果の概要 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部