秋田・佐竹知事「猫の死悲しい」 プーチン氏寄贈のミール
秋田県の佐竹敬久知事は9日、ロシアのプーチン大統領から2013年に贈られたシベリア猫「ミール」(12歳、雄)が3日に病死したことを受け、臨時記者会見を開き「長い間一緒に過ごしたので大変悲しい」と語った。6月ごろから体調を崩していたという。 東日本大震災の支援への礼として県がプーチン氏に秋田犬を贈り、その返礼として秋田にやってきた。愛猫家の佐竹氏がロシア語で「平和」を意味するミールと名付け、飼っていた。佐竹氏は名前のように穏やかな性格だったと振り返り、「ウクライナ問題が収まって、ミール君の名前の通り平和な状態になってほしい」と語った。