タイムズ24が日光自然博物館に駐車場管理サービスを提供…「共通1日パス」でエリアの交通課題解決に貢献
タイムズ24は、日光自然博物館（栃木県日光市）に、駐車場管理システムサービスを提供開始した。日光自然博物館は、博物館周辺の駐車場を栃木県の指定管理者として管理運営している。 ［写真：歌ヶ浜第一駐車場］ タイムズ24は、1991年より24時間無人の時間貸駐車場「タイムズパーキング」の運営を行い、その経験を活かして自治体の交通課題解決にも取り組んでいる。日光エリアは観光地として知られ、交通渋滞が課題だ。 今回導入されるシステムには、カメラ式の駐車場機器や予約システム、決済基盤が含まれる。 駐車場は、フラップやゲート機器の設置がないカメラ式だ。駐車場に設置したカメラで読み取った車両ナンバーで駐車車両を管理することから、複数箇所の駐車場を自由に入出庫できる「エリア共通1日フリーパス」の提供が可能となる。事前に車両ナンバーをシステムに登録することで、現地での精算や駐車券の授受なしで、スムーズに駐車場を利用できるわけだ。これにより、周遊観光の促進にも寄与できる。 さらに、観光バスの事前登録による利用台数把握と満車空車情報のリアルタイム配信が、交通渋滞の緩和に役立つと期待されている。
レスポンス 小崎未来＠DAYS
