経済同友会・新浪代表幹事「経営者も世界で活躍を」 ドジャース大谷・山本両選手から刺激
経済同友会の新浪剛史代表幹事は31日の定例記者会見で、米大リーグ・ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献した大谷翔平、山本由伸両日本人選手について触れ、「素晴らしい」とたたえた。ドジャースは30日(米国時間)にニューヨークで行われたヤンキースとの同シリーズ第5戦に勝利。通算成績4勝1敗で2020年以来、4年ぶりに8度目の頂点に立った。 経済同友会は企業経営者が個人として参加する経済団体。サントリーホールディングスの社長を務める新浪氏はいい刺激をもらったようで、「日本にあれだけの経営者がいますか。自問自答しないといけない。世界で活躍しないとだめだと」と述べ、両選手のように世界市場で存在感を放つ経営者になれるよう同友会の会員だけでなく、自らをも奮い立たせた。この上で、「世界で冠たる活躍ができる企業になりたい。2人を見て日本企業もそうありたい」と願った。 また、今回のワールドシリーズは日本でも大きな関心が寄せられたことから、「消費にもプラスになるので、スポーツエンターテインメントで日本もあのような仕組みを作って盛り上げていくことが重要だと感じた。お祭り騒ぎは必要だ」とも述べた。(佐藤克史)