メルカリで使わなくなった「ガラケー」は売れますか?【メルカリのプロが解説】
今はスマホを使っていたとしても、家の中にガラケーがあったりしませんか? あるいは今もガラケーを使っていて、買い替えを検討している人もいるかもしれません。もうガラケーが必要なくなるので、メルカリで売りたいと考えますが、ガラケーは売れるのでしょうか? 【図解】実はメルカリで出品してはいけないもの5選 「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説していきます。 (今回の質問) 使わなくなったガラケーはメルカリで売れますか? (回答) 結論から言うと、ガラケーを出品することはできます。ただし出品前に確認や作業することもあります。 以下で詳しく解説していきます。
◆「ガラケー」は使えなくなる!?
ガラケーは3G回線を使用している端末が多いですが、3G回線はサービスが終了してしまいます。auは2022年3月末、SoftBankは2024年の1月下旬、NTTドコモは2026年3月末に3G回線をサービス終了となるので、もうすぐほとんどのガラケーは使えなくなってしまいます。 そのため5Gなどに対応するスマホに変更する人も多いですよね。変更したらガラケーは不要となりますが、例えば電話番号がたくさん登録されているので電話帳として使う場合もあるのでしょう。手放さずにとっておくのも選択肢の1つですが、もし本当に使わないならばメルカリで売るのも手です。実際、ガラケーはメルカリで取引されています。価格は機種などによって異なりますが、4000~5000円で取引される場合もあります。
◆ガラケーを出品する場合、何をすればいい?
ガラケーを出品する前にしておくことは以下の4つです。 ■動くかどうかを確認 ガラケーを出品する場合、まずは電源が入って、カメラやメッセージなどがきちんと操作ができるのかを確認しましょう。もし動かないならば「ジャンク品」となり、販売価格も大幅に下がります。また充電器などの付属品があれば、それも合わせて動作確認をしておきたいですね。 ■汚れをとり、できるだけきれいにする またシールなどを貼っていたら、それらを剥がしてきれいな状態に戻します。もし取れない汚れやダメージがあるならば、無理に取らずにそのままで出品しても大丈夫です。 ■データを削除して初期化する ガラケーの中には電話番号や写真などのデータが残っているので、ガラケー内から削除します。そのままでは全データが消えてしまうので、必要なものはバックアップをとっておきましょう。削除ができたら、ガラケーを初期化します。 ■ネットワーク使用制限を確認 ガラケーを分割払いにしていると、支払いが終わっていない場合もあります。そうなると、ネットワーク利用制限がかかるので、出品ができません。ネットワーク利用制限は、それぞれのキャリアで確認用のサイトがあります。携帯電話機のIMEI(製造番号)を入力して確認をしましょう。