イスラム国テロリストを殺害 北カフカス地方で露治安部隊
モスクワ、ロシア、3月4日 (AP) ― ロシア北カフカス地方で、イスラム過激派組織「イスラム国」所属とみられる6人が、"反テロリズム"作戦でロシア治安部隊に殺害された。ロシア国家反テロ委員会が3月3日、明らかにした。 反テロ委員会の声明によれば、6人は2日深夜、イングーシ共和国のカラブラクにある団地の3階の部屋に立てこもったという。 ロシアのインターファックス通信は、周辺の道路が封鎖され、団地の住民が近隣の学校に避難した後、治安部隊との間で銃撃戦となり、6人が殺害されたと報じた。 また、反テロ委員会によれば、6人は昨年3月に交通巡査3人が殺害されたテロに関係しており、そのうち3人はロシアから指名手配されていた。 反テロ委員会は、6人が立てこもったアパートから自動銃、弾薬、手投げ弾、手製爆弾などを押収した。 北カフカス地方では、イスラム勢力が過去20年間に、ロシアと度重なる紛争を起こしており、イングーシでもロシア治安部隊と武力衝突を繰り返している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)