社民党、参院選公約を発表(全文1)なんとしても複数議席の獲得を
社民党は27日、参院選の公約を発表した。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「社民党が参院選の公約を発表」に対応しております。 【動画】社民党が参院選の公約を発表 ◇ ◇
登壇者の紹介
司会:本日は社会民主党、社民党の公約ポスターの発表会にお集まりいただきましてありがとうございます。司会を務めます総務企画局長の横田と申します。本日はよろしくお願いいたします。 本日はまず又市党首のほうからごあいさつをいただきまして、そのあと吉川幹事長・政審会長のほうから、今回の参議院選挙の公約のご紹介、そしてお手元にはあると思いますけれども、ポスターの考え方についてもご説明をさせていただき、そのあと質疑応答というような流れで進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。では早速、又市党首からごあいさつをお願いしたいと思います。
しっかりと憲法を生かす
又市:本日は大勢の皆さん方にお集まりいただきまして、わが党の公約と、そしてポスターの発表ということでございます。具体的な中身は幹事長・政審会長の吉川元さんから行っていただきますが、私はひと言、今の選挙に当たっての私どもの決意のことを申し上げておきたいと思います。 安倍さんは2020年改憲をずっと言い続けてきました。その中身はもはや、皆さんお分かりのとおりでありますが、かつてから、もう憲法ができたときから自民党というか、もっと言うならば極右の皆さんが憲法9条を変えて戦争のできる国にしようということが一貫して、この改憲ということの真ん中にあったわけでありまして、それをたまたま安倍政権になって、その意味では衆参ともに3分の2を得た、だから時ぞ来たれりということで言ってる。さまざま、改憲4項目とかいろんなことを言うけれども本音は憲法9条に、まさに自衛隊を明記をして、そして戦争ができる国、いや、むしろ戦争をアメリカと一緒になってする国、これを完成させようというのが2020年改憲の意味だろうと。その意味において、私たちは社会党の時代からずっと護憲を掲げてまいりました。まさに護憲の老舗というべきか、党是というか、そのことが社民党のまさに神髄であります。 つまり憲法9条を変えさせてはならない、平和憲法をしっかり守り抜かなきゃいかん、それと同時に、それはこの憲法に理念、全体とすれば社民党の社会民主主義への理念とまったく一致をいたします。平和、自由、平等、共生、こうした価値が実現する社会。憲法そのものはそのことを目指してる、こう言って過言でないだろうと思います。その意味で私たちは今こそ憲法を、その意味ではなんとか守る、9条を守るというだけではなくて、しっかりと憲法を生かすということをここ数年申し上げてまいりました。 やはり、例えば今、年金問題あれだけ騒がれています。まさに、まだこの年金だけでは老後に2000万円足らないんではないかということが公然といわれて、もともと多くの国民の皆さんがそういう意味で年金だけで生活できるか、そういう不安をお持ちだったと思います。そのことはだけど現実に政府の、そういう意味では有識者会議で検討されて、その答申が出てきたら、今度はこれを受け取らないと言ってる。