【クライミング】安楽宙斗が1位で決勝進出 得意のリードでも得点を重ねる 楢崎智亜は10位で準決勝敗退
◇パリオリンピック2024 スポーツクライミング男子ボルダー&リード準決勝リードラウンド(大会13日目=日本時間7日、ルブルジェ・スポーツクライミング会場) 【画像】トップで決勝進出を決めた安楽宙斗選手 スポーツクライミングの「男子ボルダー&リード」の準決勝、リードラウンドが行われました。日本からは、2021年に行われた東京五輪で4位入賞を果たした楢崎智亜選手と五輪初出場となる安楽宙斗選手が出場しました。 ボルダーとリードの合計点で決勝進出者が決まるこの種目。ボルダーを終え、安楽選手が「69.0」ポイントで1位、楢崎選手が「54.4」ポイントで2位につけていました。 12mを超えるせり出した壁を命綱をつけながら登り、到達した高さを競うリード。制限時間6分間の中で挑戦は1度のみ、落下した時点で終了となります。 上位8選手が決勝進出となる中、安楽選手はボルダーのポイントのみで8位につけ決勝進出を決めます。どこまでポイントを重ね順位をあげられるかに注目が集まる中、安楽選手は得意のリードでも確実にポイントを重ね「68.0」の地点で落下。合計「137.0」ポイントを手にし、1位で決勝進出を決めました。 メダルが期待された楢崎選手は、有力選手たちが相次いで落下した2つ目のエリアで落下。リードで「12.1」ポイントを手にし、10位。準決勝で敗退となりました。