大学生のうちから金融のリテラシーを身に着けてもらおうと、福岡市の西南学院大学で９日、現役銀行員を講師に迎えてのセミナーが開かれました。 セミナーは、商学部の証券論の一コマとして開かれ、２００人を超える学部の２年生らが出席しました。 講師は、大学と「産学連携協定」を結ぶ西日本シティ銀行の行員です。 まず、学生も狙われ被害が急増しているＳＮＳ型投資詐欺の手口などが紹介されました。 「おいしい話には気をつける。ローリスク・ハイリターンはあり得ない」 セミナーは金融リテラシーを身に着ける重要性を知ってもらおうと企画されたもので、このほか、世界を取り巻く経済環境や、金融商品の特徴などがわかりやすく解説されました。 西日本シティ銀行は、「地域の金融機関として地域の人材育成に努めたい」としています。