一気に秋色 紅葉が最盛期を迎える 長野の奥裾花渓谷
長野市鬼無里地区の奥裾花渓谷で、紅葉が最盛期を迎えた。29日は曇天だったが、県内外から訪れた行楽客が、色彩豊かな峡谷にカメラを向けていた。11月上旬まで楽しめるという。 【写真】最盛期の紅葉を楽しむ人たち
谷の山肌は、赤や黄色、だいだい色に染まった。鬼無里観光振興会によると、ここ数日の冷え込みで一気に色づいた。見頃になったのは例年より10日ほど遅い。
初めて訪れたという東京都板橋区の鈴木吉明さん(72)は、奥裾花大橋から谷間を眺めていた。「岩肌と紅葉の組み合わせがきれい。来て良かった」とかみしめた。
奥裾花自然園の入場料は中学生以上が200円。11月5日から、大橋から自然園への道が工事のため通行止めになる。そのまま冬期通行止めとなる。