「朝生」田原総一朗氏 衆院選で議席減の維新議員にピシャリ「そんなこと言ってるからダメなんだよ!」
ジャーナリスト田原総一朗氏(90)が3日、BS朝日「朝まで生テレビ!」(後7・00)に出演し、日本維新の会の衆院議員に活を入れる場面があった。 【写真あり】維新・馬場代表 橋下徹氏から繰り返される痛烈批判への思い問われ「自分が生んだ子どもに…」 1987年にテレビ朝日でスタートした人気討論番組は、この日がBS移行後初の放送。この日のテーマは「激論!与党大敗 ド~なる?!日本の政治」。10月27日に投開票された衆院選で、自民党が大敗したことを受け、出演者たちが熱い議論をかわした。 番組には田原氏のほか、ジャーナリスト田崎史郎氏や各党の幹部らが出演。それぞれ選挙戦の勝因、敗因などを順番に聞いていった。 維新は公示前の44議席から、6議席減の38議席獲得にとどまった。田原氏から理由を問われた金村龍那副幹事長は「国民の関心が政治とカネに集中している中で、今年行われた通常国会の最終盤、政治資金規正法の改正で、衆議院で賛成して、参議院で反対するという一連の行動が、自民党の補完勢力という見方が一番、根強かった」と分析した。 すると、田原氏は「そんなこと言ってるからダメなんだよ!」とバッサリ。「はい…」と肩をすぼめる金村氏に、「大阪万博はどうするんだと。兵庫県知事は?」とさらにツッコミを入れた。 大阪・関西万博は、物価上昇などのあおりを受け、誘致時の倍近くに膨れ上がっている。金村氏は「国の事業ですから、予算が上がってしまったことに対して、国が第一義的に責任があった。大阪維新も、正面きって説明責任を果たす姿勢が足らなかったところが、万博の批判が強まっていった経緯はあったと思います」と述べた。