日本維新の会・遠藤敬国対委員長が語る政権交代の道筋!「自民を割る」発言の真意とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2023年11月10日に公開された動画ではゲストに日本維新の会衆院議員の遠藤敬氏をお招きし、政権交代への道筋について語っていただきました。 「自民を割る」藤田幹事長の発言の真意とは? 【このトピックのポイント】 ・鈴木宗男氏の維新入党は本人の希望「足抜けは違う」 ・政権交代には積み上げが重要。いきなり目指すのは失礼なこと ・馬場氏と遠藤氏は阿吽の呼吸で仕事の会話はほぼなし
遠藤氏のプロフィールは以下の通りです。 中山太郎後援会の青年局長も務めていたものの、若い頃が政治家が嫌いだったと語る遠藤氏。民主党政権の時に中山氏に強く進められたことが政治の道に進むきっかけだったとのことです。 子どもの頃から秋田犬を飼い続けた縁で、6年前から秋田犬保存会の会長を務めています。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして遠藤氏に回答していただきました。
鈴木宗男氏「足抜けできた」どう思う?
ロシアを訪問し日本維新の会を離党した鈴木宗男氏は地元の会合で「日本維新の会から足を抜くことができた」と発言しました。足抜けとは、辛い状況から抜け出すことを意味します。 この発言について遠藤氏は、ロシアに行きたかったのになかなか行けなかった辛さを表現した発言だと分析。「まあ楽になってよかったんじゃないですか」とコメントしました。 一方で、遠藤氏は鈴木氏入党の経緯についても言及。鈴木氏の維新入党は本人の希望によるものであり、その観点では「足を抜く」という表現は誤りがあるとの見方を示しました。 MC伊藤由佳莉「政治家の方のお言葉は細かく読み解いていかないと、意味はき違えてしまうかもしれないですね」 遠藤氏「忘れてはるのかもわからんね。うちに来た時のことを」
どうやって自民を割る?
維新の藤田文武幹事長は先日出演したYouTube番組で、政権交代を目指すには「自民党を割ること」が必要という旨の発言をしました。 この発言に対し遠藤氏は「あまり大きく風呂敷を広げるのは良くない」とコメント。その上で、自民党がジリ貧になったときに維新が改革保守系の政党として自民党支持層の受け皿となる可能性に言及したものではないかと推測しました。 遠藤氏「複合的に第一党になって政権を目指せるんではないかという認識じゃないですかね」 政権交代を目指すビジョンについて問うと、「僕は馬場さんや藤田さんみたいに党のハンドルじゃない」と遠藤氏。 自身の役割について、馬場氏や藤田氏といったリーダーがゴールに向かってスムーズに進めるようにサポートすることだとコメントし「長期的、大局的に考えたことはない」と明言を避けました。