民間からは大きな批判もある「8月12日」を、英国王室が毎年楽しみにしている理由
チャールズ国王をはじめ、ロイヤルファミリーのメンバーは毎年、夏の休暇をスコットランドのバルモラル城で過ごします。その滞在中に訪れる8月12日、「The Glorious Twelfth(素晴らしい12日)」と呼ばれるその日は、ロイヤルたちにとって特別な日だといいます。 【写真】ウィリアム皇太子と不倫疑惑があった女性とキャサリン皇太子妃の「接触の瞬間」 私たちの多くにとって普通の1日にすぎないこの日がなぜ「特別」なのか、不思議に思う人も多いでしょう。実はこの日は毎年、ライチョウ狩りが解禁される日。イギリス王室のメンバーは、なぜかこの「議論を呼ぶスポーツ」が大好きです。 スポーツハンティングが論争の的となるのは、それが(イギリスの動物福祉団体、残酷なスポーツに反対する連盟:League Against Cruel Sportsの幹部の言葉を借りれば)、「ただ楽しむためだけに、同時に何百羽もの鳥を撃ち落とすもの」だからです。 ロイヤルファミリーの友人のひとりはアメリカのニュースサイト、『デイリー・ビースト』に対し、「バルモラル城は基本的に、ヴィクトリア朝時代に建てられた非常に豪華な狩猟小屋」なのだと説明しています。 「バルモラル城は、狩りをするための場所です。狩猟に行き、魚釣りに行き、小屋でランチをとります」 キャサリン妃とウィリアム皇太子にとっても、「素晴らしい12日」にバルモラル城に子どもたちを連れていくことは、重要なロイヤルファミリーのしきたりです。そして、今年はそれを実現することが、夫妻にとっての「目標」だったといいます。
『デイリー・ビースト』はそのほか、がん闘病中のキャサリン妃について、「出席を予定している公務は、いまのところない」と伝えています。 あるバッキンガム宮殿の関係者はキャサリン妃の予定に関して、次のように話しています。 「死を身近に感じる経験をした人なら誰でもそうでしょうが、キャサリン妃もまた、今後の自分自身にとって、重要なものを優先していくことになるでしょう。皇太子妃の場合、それは子どもたちです」 この関係者によると、私たちはキャサリン妃の姿を目にすることが少なくなった状況に、「慣れていく必要がある」とのことです。
From COSMOPOLITAN US