大院大高 北稜を下し29年ぶりの選抜出場へ前進
◇秋季高校野球 近畿大会1回戦 大院大高1―0北稜(2024年10月21日 ほっともっとフィールド神戸) 大院大高が1―0で北稜(京都)に辛勝し、29年ぶりの選抜出場に前進した。 8回に主将の朝田光理(2年)の二塁打を起点に2死一、三塁とし、一柳(ひとつやなぎ)颯馬(1年)の左前打で両軍通じて唯一の得点を挙げた。今春は履正社と大阪桐蔭の“大阪2強”を破って大阪大会を制したが、夏はまさかの初戦敗退を喫した。チームの甲子園出場は春夏を通じて96年の選抜のみ。被安打5で完封した背番号10の右腕・下條晃大(2年)は「自分たちが甲子園に出て先輩たちに恩返ししたい。甲子園、日本一につながる大会にする」と意気込んだ。