今月17日に告示、24日に投開票される鹿児島市長選挙に立候補を表明している、現職の下鶴隆央さんが12日、マニフェストを発表しました。 （下鶴隆央氏）「急激に進む人口減少を乗り越え、豊かな郷土、鹿児島市を次の世代に引き継いでいく。そういった決意から、このマニュフェストを掲げた」 2期目を目指す現職の下鶴隆央さんのマニフェストのテーマは、「選ばれるまち鹿児島市」です。 第一に掲げるのが、若い世代や子育て世代に向けた政策です。新しく事業を始める人へのスタートアップ支援の強化や、待機児童ゼロの継続などを目指すとしています。 一方、これまでに立候補を表明している元鹿児島市議会議員の桂田美智子さんは、下鶴さんが進めているサッカースタジアム整備の計画について、建設費が多額に上るため「民間が主導すべき」と主張しています。 この点について問われた下鶴さんは。 （下鶴隆央氏）「県、市、民間含めたオールかごしまという枠組みで、鹿児島市におけるスタジアム整備検討が始まっているので、当然、どこかのタイミングで県、民間と費用負担の協議はやっていく」 自民党市議団が下鶴さんへの支援で意見が割れる中、「一致団結して支援をもらえる状況かどうか勘案した結果」と述べ、政党への推薦を依頼しない考えを示しました。 鹿児島市長選挙は今月17日告示、24日投開票です。