ミリタリー顔なのに、質実剛健とは正反対の機能性豊かなバッグ!
ナイロン素材で、見た目のデザインはちょっとヘルメットバッグっぽい。とはいえ、ミリタリーならではの男臭さを感じさせないモダンで都会的なデザイン。そのちょうどいいバランス感を持った、このバッグの正体とは?
[エムシーエフシー] MCFC
リュックだったり、クラッチだったり、スリングだったりとバッグのトレンドはいろいろと移り変わる。そんな中にあって、いつのときも根強い、安定した人気を誇るのがトートバッグだ。必要十分な容量があり、中のものを取り出しやすい、ショルダーにも手持ちにもできるという応用力。こうしたことから、プライベートでもビジネスシーンでも使いやすいということで長く愛されてきているのだろう。そんなトートにまた、新たなデザインのものが登場した。それが〈MCFC〉のミリタリートートバッグだ。 男らしさとエレガントなテイストが上手にミックスされたデザインは今までにないタイプ。ブランドアイコンであるキルティングデザインが、フロントからバックにかけて繋がるアウトポケットにあしらわれている。ヘルメットバッグっぽくも見えるトートなのに、この独特なポケットデザインのおかげで、ミリタリーの男臭さが軽減されているのではないだろうか? しかも、このポケットはデザイン性だけでなく、携帯やバッテリーなど、ちょっとしたものを入れておくのにとっても便利という機能性も備える。バッグの素材にはイタリアメーカー最高峰といわれる、リモンタ社のナイロンが使用されている。そして内側にはPCを収納できるようにクッション性をもたせたスペースや内ポケットが複数設けられ、現代のライフスタイルで痒いところに手が届くディテールとなっている。 週末のプライベートで使うにもぴったりのスポーティさがありながら、ビジネスにも適応する大人感もしっかりある。しかも特筆すべきはその重量。リモンタ社のナイロンが、このうえない軽量さを生み出すので、バッグにありがちな中にいろんなものを入れたら重くて辛いということも起きにくい。旅でも日常使いでもとっても頼りになるバッグだ。
極細のソフトナイロンを高密に織り上げ、特殊なロープ染色をすることでできる自然なシワが、立体的な光沢と奥行き、色の深みを作り出す。開口部にはジッパーが付けられているので、中身が落ちたりしないし、財布などを入れておいても防犯上も安心。各7万4800円(以上MCFC /アウール阪急メンズ大阪) ※雑誌『Safari』10月号より