オリックス・宮城大弥、志願の背番号変更「13」から「18」に 山本由伸に「つけてもいいですか」と連絡し快諾得る
オリックスは24日、宮城大弥投手(23)の背番号を「13」から来季は「18」に変更すると発表した。同日、宮城は観衆2万5798人を集めた京セラドーム大阪での「ファンフェスタ」で新しい背番号「18」のユニホーム姿をファンに披露した。 興南高(沖縄)からドラフト1位で入団したときからつけた「13」と決別し、慕っている山本由伸投手(ドジャース)の背番号を受け継ぐ。志願の変更だった。
「すごくうれしい気持ちもありますけど、その分(岸田)監督や(山本)由伸さんとかスーパースターがつけていた番号なのでプレッシャーもあるかなと思います。(山本には)くださいというか、つけてもいいですかという連絡はしました。もちろん、いいよとお返事をいただいて。今までつけたことのなかった数字なので、心機一転というか、また来年(岸田)監督を胴上げできるように頑張りたい」 2年目から3年連続で2桁勝利をマークし、2021年には新人王に輝いた左腕。今年は開幕から負けが込み、5月上旬には「左大胸筋の筋損傷」などのため離脱した時期が2度あった。7勝9敗の防御率1・91。4年連続の2桁勝利はならず、最終戦登板が降雨コールドとなったため規定投球回数に届かず、最優秀防御率のタイトルを逃した。 岸田護新監督からは早くも来季の開幕投手に指名されている。V奪回の決意を、オリックスのエースナンバーに込めた。
中日スポーツ