【セントライト記念展望】東の菊花賞トライアル、前走クラスと中山コース実績に注目
東の菊花賞トライアル。一昨年はこのレースで2着だったアスクビクターモアが菊花賞を制した。それ以前にも21年のタイトルホルダー、15年のキタサンブラック、12年のフェノーメノとチャンピオンホースが出ている。 【写真】コスモキュランダのこれまでの軌跡 1.小柄な馬は苦戦 過去10回で、馬体重が459kg以下だった馬は[0-0-0-22]と馬券に絡んでいない。対して、460~479kgだった馬は[4-4-2-38]で複勝率20.8%。480~499kgだった馬は[4-3-7-36]で複勝率28.0%、500kg以上は[2-3-1-21]で複勝率22.2%。459kg以下の馬は割り引いて考えたい。 2.前走条件戦組は苦戦 過去10回で、前走が1勝クラス(500万下)だった馬は[1-0-2-39]で複勝率7.1%しかない。また、前走が2勝クラスだった馬は[1-2-0-25]で複勝率10.7%、前走が3勝クラスだった馬は[0-0-0-2]。対して、前走が重賞だった馬は[8-8-7-44]で複勝率34.3%。基本的に前走が重賞の馬で勝負したい。 3.中山実績を持つ馬 昨年2着のソールオリエンスは皐月賞馬。一昨年2着のアスクビクターモアには弥生賞勝ちの実績があった。また、21年の勝ち馬アサマノイタズラはスプリングSで2着、20年2着のサトノフラッグは弥生賞で1着、18年の勝ち馬ジェネラーレウーノは京成杯で1着など、既に中山の重賞で好成績を残していた馬が走ってくるケースが多い。 コスモキュランダは弥生賞を勝ち、皐月賞でも2着。中山実績は申し分ない。実績的にもこのメンバーでは明らかに最上位で、ここはまず好走するだろう。軸として信頼したい。