新井監督とタッチをする栗林（撮影・佐々木彰尚）

　「ＤｅＮＡ２－４広島」（２６日、横浜スタジアム） 　広島が敵地で３タテを決め、今季最多となる貯金５とした。新井貴浩監督は日本人最速タイで通算１００セーブを達成した守護神・栗林を「１００セーブって、本当にそれだけでもすごいことだと思う」と絶賛した。以下、新井監督の主な一問一答。 【動画】矢野が二塁守備で超絶プレー連発　背走スライディングキャッチ→横っ跳びで自らの失策を帳消し 　◇　　　　◇ 　－先発アドゥワについて。 　「ウチの台所事情も厳しい中で粘ってナイスピッチングだったと思います」 　－ゾーンで粘っていた。 　「ゾーンの中でボールを動かしながら、彼らしいピッチングだったと思います」 　－つないで最後は栗林が１００セーブ。 　「そうだね。日本人最速タイ。１００セーブって、本当にそれだけでもすごいことだと思うし、それに最速タイということで、本当に素晴らしいと思います。素晴らしいスピードだし、やっぱり２７個ある内の最後のスリーアウトというのは、特にね。セーブシチュエーションでいくわけだから。本当、特別な最後の３アウトだと思う。その中で積み上げてきた１００セーブは立派だと思う。でも、まだまだ彼には積み上げていってもらいたいと思います」 　－田中も攻守でさすがのプレーを見せた。 　「ね。久しぶりのスタメンだったと思う。バッティングもそうだし、守備も本当に素晴らしかった。攻守ともに頼りになるベテランです。素晴らしい活躍だったと思います」 　－序盤は足を絡めて得点。 　「そうだね。ウチの特徴でもあるし、また最後もう１点欲しいところで、あそこも羽月が、しびれる場面でよくスタート切ってくれたし、貴重な追加点になった。今日もウチらしい全員野球で、いい野球だったと思います」 　－去年より良い貯金５で交流戦を迎える。 　「そこは、あまり数字的なことは考えずに、まず一端ね。みんなの頑張りで、いい形で明後日からの交流戦に入っていける。そこは一端、また仕切り直して、交流戦に臨んでいきたいと思います」