横断歩道で車の下敷きに 男子高校生が重いやけど 「ブレーキ間に合わなかった」80歳女性を現行犯逮捕
長野県茅野市の市道で25日、横断歩道を渡っていた男子高校生が高齢ドライバーの軽乗用車にはねられ、重いやけどを負う事故がありました。警察は運転していた80歳女を逮捕し、事故の原因を調べています。 過失運転致傷で現行犯逮捕されたのは、茅野市金沢の無職の女(80)です。 警察によりますと、午前10時50分ごろ、諏訪市方面へ向かっていた容疑者の軽乗用車と、信号機のない横断歩道を歩いて渡っていた原村の男子高校生(17)が衝突しました。男子高校生は車の下敷きになり、その際、高温のマフラーに触れたことで腰を火傷する大けがを負いドクターカーで搬送されました。 容疑者は調べに対し「歩行者の存在には気づいていたが、ブレーキが間に合わなかった」などと話しているということです。 現場は、見通しのいい直線道路で、警察が詳しい事故の原因を調べています。
長野放送