フォルクスワーゲンがニューモデルを5車種同時に発表
フォルクスワーゲン ジャパンは2024年7月3日、フルモデルチェンジした新型「ティグアン」「パサート」および「Tクロス」「ゴルフ」「ゴルフヴァリアント」のマイナーチェンジモデルを、順次国内に導入すると発表した。 【写真】日本導入が発表されたフォルクスワーゲンの新型ティグアンとパサート、マイナーチェンジしたTクロス、ゴルフ、ゴルフヴァリアントの画像を見る(6枚) 今回日本で販売がアナウンスされたモデルの特徴と導入時期は以下のとおり。 【ティグアン】 7年ぶりのフルモデルチェンジで第3世代に進化したティグアンは、従来型に用いられたMQBアーキテクチャーの進化版であるMQB evoアーキテクチャーを採用。上級セグメントの先端技術を惜しみなく投入したとうたわれる。パワートレインについては、日本に導入されるティグアンでは初となる1.5リッター直4ガソリンエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「eTSI」をFF車に、2リッター直4ディーゼルターボの「TDI」を4WD車に搭載している。新型ティグアンは2024年9月に予約注文の受け付けが、同年11月以降に納車が開始される予定。 【パサート】 9年ぶりにフルモデルチェンジされた第9世代の新型パサートは、新型ティグアンと同じくMQB evoアーキテクチャーを採用。従来型よりボディーを大型化し、後席における居住性の向上やクラス最大級となる積載能力がセリングポイントに掲げられる。パワートレインは1.5リッターマイルドハイブリッドのeTSIと、2リッターディーゼルのTDI、120km以上のEV走行を可能とするプラグインハイブリッドの「eHybrid」をラインナップ。eTSIはFF車、TDIは4WD車、eHybridはFF車を導入する。2024年9月に予約注文の受け付けが、同年11月以降に納車が開始される予定。 【Tクロス】 2020年の日本導入から3年連続で輸入SUV登録台数No.1(自社調べ)を獲得しているTクロスがマイナーチェンジ。内外装のブラッシュアップによる大幅な質感向上や安全性能のアップデートがうたわれる。外板色についてはカラフルな新色3色を含む全8種類をラインナップ。価格は329万9000円~389万5000円。2024年7月6日に予約注文の受け付けを開始し、同年9月下旬以降に納車がスタートする予定。 【ゴルフ/ゴルフヴァリアント】 2021年に導入が開始された第8世代のゴルフ。今回のマイナーチェンジでは、インフォテインメントシステムの刷新や内外装のブラッシュアップがセリングポイントで、上位グレードにはイルミネーション付きの「VW」エンブレムが採用される。パワートレインは最高出力116PSまたは同150PSの1.5リッターマイルドハイブリッドeTSIと、従来型に引き続き2リッターTDIをラインナップ。スポーツグレード「GTI」には最高出力265PSを誇る2リッター直4ターボの「TSI」が搭載される。改良型ゴルフ/ゴルフヴァリアントは2024年9月に予約注文の受け付けが、2025年1月以降に納車が開始される予定。 (webCG)
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