カッコよくて軽快! スウェーデン生まれのハスクバーナ「スヴァルトピレン250」に乗ってみました! ~夜道雪のちょっと寄り道~
全体的にクラシカルな感じなんだけど、照明性の高いLEDライトや、大きくて見やすい5インチLCDディスプレイなどの最新装備が採用されているのもポイントです。 さらにコネクティビティ・ユニットを標準装備。専用のアプリを設定してスマートフォンをBluetooth接続すると、電話の着信応答や音楽の再生ができるんだって! リモートコントロールモードを使うと、ハンドルバーのボタンでアプリを操作可能…って、最新じゃん!! そんなことまでできるの!? オンロードとオフロード、クラシカルだけど新しい…と、まったく異なるエッセンスが入り乱れているのに、しっかり1台にまとまってるところに魅力を感じます。 つい先日、とある方に「いろいろやってるけど、一体アナタは何を目指しているの?」なんてお説教された私には響きます…。ジャンルにとらわれず、自由にバイクの楽しさを追求するのってワクワクしますよね!(歯を食いしばりながら)
元気よくて軽快! 気軽にスポーツできる!!
コンパクトにまとまっていますが、いざまたがってみると、意外とシート高は820mmと高め。身長155cmの私で足のかかとが浮く程度の足つきです。
オフロードスタイルのハンドルバーとライザーで、上体が起きたアップライトなポジション。ヒジにもゆとりがあって自由があります。 アクセルを開けるとトルクフルでスムーズな走り出し。元気がいいエンジンで、鼓動感が心地いい! 軽い車体と高めのシート高、オフ車っぽいポジションがいい感じで、手足みたいに軽快に走れちゃう。
結局、普段から気軽に乗ってスポーツ性を楽しめるのって、多少ヤンチャにアクセルを開けても安心感がある中小排気量なんですよね。気合いを入れたり、力んだりすることがなく、余裕を持って自然体で乗ることができる。単気筒らしい鼓動感はあっても、嫌な振動がなくてスムーズな加速。軽快で伸びやかにスピードが乗ってくるので、本当に気持ちいいんです! 元気がいいんだけど、恐怖感なくアクセルを開けられるエンジン。そして、軽快な操作感がタマリマセン。もちろん、大型スポーツバイクの重厚感とモリモリ加速するエキサイティングな走りも魅力的ですが、250ccクラスの軽二輪スポーツって違う魅力があります。 人と違う個性を求める人にピッタリじゃないかな、と思います。