「オニヤンマキーホルダー」で虫よけ 若手警察官が手作り パラシュートにも使われる丈夫なひも編む 山で遭難時には解いて止血や火起こしにも 来月の山岳遭難防止キャンペーンなどで配布
埼玉県警飯能署はキャンペーンで配布する「オニヤンマキーホルダー」を手作りで作製している。黒と黄色のひもを編んで、オニヤンマを模し、アブやカ、ハチなどの虫よけになるという。反射して光るため、交通事故防止も期待できる。 オニヤンマキーホルダーの拡大画像【写真2枚】
キーホルダーはオニヤンマ等身大の長さ約12センチで、黒と黄色の横しまの網目で模様を表現。パラシュートにも使われる丈夫なひもで作られており、遭難した時は解いて止血や火起こしにも使える。 同署で19日、若手警察官6人がキーホルダー作りに挑戦。警務課の佐山薫さんが「結び目が真っすぐ均等になるように」などと指導しながら、15分ほどかけて1人一1つキーホルダーを作った。交通指導係の森野里桜華さんは「最初は難しかったが、うまくできた。市民の方はこれを持って、事故、防犯などに気を付けてください」と話した。 キーホルダーは8月10日に「ノーラ名栗」(飯能市下名栗)で実施する山岳遭難防止キャンペーンなどで配布する予定。