練習で話し合う（左から）川口、フナキ、ポルテレ

　ラグビーの大学選手権準決勝が、来年1月2日に東京の国立競技場で行われる。 　4大会連続で4強に進んだ京産大は31日、京都市内で調整。同日にメンバーが発表され、PR川口新太（4年＝東海大大阪仰星）が今大会初めて先発メンバーに名を連ねた。元日本代表の広瀬佳司監督は「FW戦で優位に立ちたい」と起用の意図を語った。 　京産大は過去10度、準決勝に挑んできたが、一度も決勝には進んでいない。長く立ちはだかってきた「準決勝の壁」を破るべく、広瀬監督は「チャレンジャーとして臨みたい。挑戦したい」と言葉に力を込めた。 　関西リーグでは終盤の2連敗で同校初の4連覇を逃した。だが、大学選手権までの約2週間で自分たちに矢印を向け、練習メニューなども変更。3回戦の青学大戦は66―7、準々決勝の大東大戦は59―12と快勝し、自信を取り戻してきた。 　11度目となる準決勝。先発メンバーは以下の通り。 　PR曽根隆慎（4年＝大産大付） 　HO平野叶苑（4年＝西陵） 　PR川口新太（4年＝東海大大阪仰星） 　LO石橋チューカ（2年＝報徳学園） 　LOソロモネ・フナキ（4年＝目黒学院） 　FL日吉健（4年＝大産大付） 　FL平野龍（3年＝札幌山の手） 　No・8シオネ・ポルテレ（3年＝目黒学院） 　SH土永旭（4年＝光泉カトリック） 　SO尾崎恵大（3年＝光泉カトリック） 　WTB西浩斗（4年＝熊本西） 　CTB藤本凌聖（4年＝朝明） 　CTBナブラギ・エロニ（2年＝大分東明） 　WTB小林修市（3年＝京都成章） 　FB辻野隼大（4年＝京都成章）