「魂を込めました」西武・松井監督休養前の最後の試合、守備のミス取り返し決勝打の23歳が円陣で呼びかけていた言葉とは?
◆西武5―2オリックス(26日、ベルーナドーム) 打撃好調な西武の蛭間拓哉が決勝打に安堵(あんど)した。7回の右翼の守備で太田椋の深いフライを「目を切ってしまった」と捕り損ねた(記録は三塁打)。続く西川龍馬の犠飛で先制された。「やってしまったなと。でも試合が終わっていないので落ち込んでいる場合じゃない」。気持ちを切り替え、同点の8回2死一、二塁、アンドレス・マチャドの156キロ直球を右前に運んだ。 ■休養が発表され球場を後にする西武の松井監督【写真】 試合前に円陣を組んだ際に「夏の県大会決勝、負けたら終わりというぐらいの気持ちでいこう」と呼びかけた23歳は「魂を込めました」と胸を張った。
西日本新聞社