森保Jアジア最終予選で「死の組」入りも…中東勢、北朝鮮、中国、“最も過酷”なパターンは?
戦禍にあるパレスチナのアウェー戦は中立地での開催が有力
第5ポットは中国、パレスチナ、キルギスの3チーム。パレスチナは戦禍にあり、2次予選での流れを見ればアウェー戦はカタールなど中立地での開催になりそうだ。過去の対戦を鑑みれば日本戦に特別なモチベーションを持つ中国と、試合会場への移動の過酷さとピッチ状態の悪さが懸念されるキルギスとの対戦はストレスがありそうだ。ラフプレーの多さも懸念される中国戦は勝敗以外の部分もタフな試合になってしまうだろう。 第6ポットは北朝鮮、インドネシア、クウェートの3チーム。北朝鮮は2次予選でアウェー戦が開催中止になったことも含め、政治的な関係からも何が起こるか分からない不気味さに包まれる。また、クウェートとの対戦は1996年が最後だが、過去の戦績を見ると実は全敗で勝ったことがないが、比較するならば北朝鮮との対戦は避けたいところ。ピッチ外のことも含め予想できない環境はストレスになる。 これらのことから、ポット2からカタール、ポット3からサウジアラビア、ポット4からオマーン、ポット5から中国、ポット6から北朝鮮という中東と東アジアの相手がミックスされる組み分けが日本にとっては最も厳しいものになるのではないだろうか。
FOOTBALL ZONE編集部