「非常に残念」大谷翔平、「45-45」でもMVPに否定的な声が…?米メディア「次々と記録を塗り替えても…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は今季も圧倒的な成績を残しており、ナショナルリーグMVPの筆頭候補にあげられている。しかし、指名打者(DH)がMVPを受賞したことはなく、DHのみで出場している大谷の獲得は難しいとの見方がある。米メディア『ドジャースネイション』のサム・ガルシア記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 1979年にMVPを受賞したロサンゼルス・エンゼルスのドン・ベイラー氏はDHとして65試合出場していたが、野手としても99試合に出場した。またボストン・レッドソックスのデビッド・オルティス氏はシーズンを通したDHとして、4度もMVP争いで2位の座に終わっている。 しかし、大谷は守備では貢献していないかもしれないが、本塁打に加えて盗塁数も傑出している。MLB史上初の「50-50」を達成しようとする大谷とMVPを争えるのは、ニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドーア内野手のみだろう。 MVPの受賞が難しい大谷の状況について、ガルシア氏は「大谷は登板こそ制限されているが、今季は一貫して歴史に残る偉業を成し遂げ、次々と記録を塗り替えている。MVPが大谷以外の選手に贈られるのは非常に残念なことだ」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部