史上最大の下克上! 日本一のDeNAはシーズン貯金2の勝率・507、敗れたソフトバンクは貯金42の勝率・650
◇3日 SMBC日本シリーズ第6戦 DeNA11―2ソフトバンク(横浜スタジアム) ◆筒香、お立ち台で絶叫&劇弾にのけぞる牧【写真複数】 レギュラーシーズンはセ・リーグ3位だったDeNAが、パ・リーグ優勝のソフトバンクを4勝2敗で撃破。レギュラーシーズン貯金2、勝率.507は日本一になったチーム史上最も低い記録で、貯金42、勝率.650のソフトバンクを倒して「史上最大の下克上」の歴史を塗り替えた。 チーム名が横浜で、マシンガン打線と”ハマの大魔神”佐々木主浩が大活躍、三浦大輔監督が先発投手の柱だった98年以来26年ぶりの栄冠となった。リーグ優勝以外の球団が「下克上」で日本一になるのは、07年に2位の中日、10年の3位ロッテ、18年と19年に2位だったソフトバンクの例があり、DeNAは4球団目となる。 DeNAは21世紀に入ってから11球団目の日本一に。広島は16~18年にリーグ3連覇を達成しているが、日本一は84年以来、40年も遠ざかっている。また、04年限りで消滅した近鉄は日本一が1回もない。一方、ソフトバンクの日本シリーズ敗退は、小久保裕紀監督が主砲を務めていた前身のダイエー時代の00年に”ON対決”に敗れて以来で、21世紀に入ってからは初めてとなった。
中日スポーツ