【台風情報】台風18号クラトーン “猛烈に発達” 沖縄だけでなく本州にも影響が?世界気象機関のシミュレーション この先の雨風予想・最新進路
今、日本付近に2つの台風があります。台風17号「チェービー」と台風18号「クラトーン」です。 【写真を見る】【台風情報】台風18号クラトーン “猛烈に発達” 沖縄だけでなく本州にも影響が?世界気象機関のシミュレーション この先の雨風予想・最新進路 まずは、2日午後に関東に最も接近する「台風17号」の予報です。 この後、「強い」勢力で関東の東海上を進みます。 どれほど影響が出る可能性があるのか?最新の気象モデルのシミュレーションでは、関東の沿岸部は強い風が吹き、雨も強まる所がある見込みです。 1日(火)夜遅くには、東北や北海道の太平洋側にも影響が出るおそれがあります。 強い雨が降ったり、波が高くなるなど、沿岸部を中心に影響が出そうです。 【1日に予想される波の高さ】 関東地方 5m うねりを伴う 伊豆諸島 5m うねりを伴う 【1日に予想される最大風速(最大瞬間風速)】 関東地方の海上 23m (35m) 伊豆諸島 20m (30m) 関東地方の陸上 18m (30m) 【1日に予想される1時間降水量 多い所】 関東地方北部 20ミリ 関東地方南部 20ミリ 伊豆諸島 40ミリ 【1日12時~2日12時までの24時間予想降水量 多い所】 関東地方北部 50ミリ 伊豆諸島 50ミリ もう1つの台風18号「クラトーン」は、台風としては最強クラスの「大型で猛烈な」台風に発達しました。 予報円が重なり合っているので、4日(金)までの予想と、6日(日)までの予想に分けてみてみると、4日(金)にかけて台湾を通過する恐れがあります。 その後、沖縄の先島諸島で大荒れとなりそうです。 その後、予報円の真ん中を通れば、週末には北西方向に進路を変える見込みです。 ただ、その予報も固まっているわけではありません。予報円が大きいのは、予報が定まっていないためです。 日本のスーパーコンピュータの、雨と風のシミュレーションでは、台風18号は予報円よりも早めに九州の西へ北上する予想になっています。 九州の西から形は崩れ、前線を伴って東へ進み、日本海側で雨や風が強まる恐れがあります。つまり、現段階では九州から西日本では台風としてではりませんが、台風の熱帯の空気が入れば、大雨のおそれがあり油断はできない状況です。