「通算で31勝1敗8分けとリード」アメリカ公式が対なでしこジャパンの“圧倒的戦績”を紹介「オリンピックでは4勝0敗0分け」【パリ五輪】
「直近9回の対戦のうち、8回で複数得点」
間違いなく強敵だ。なでしこジャパンは勝てるのか――。 パリ五輪・女子サッカーの準々決勝で、現地8月3日に日本とアメリカが激突する。この一戦を前に、アメリカ・サッカー協会(USSF)は公式サイトで「知っておくべき5つのこと:アメリカ対日本」と題し、日本の注目選手などを伝えている。 【PHOTO】パリ五輪に臨むなでしこジャパン18人とバックアップメンバー4人を一挙紹介! 同サイトは「準々決勝でおなじみのライバルである日本と対戦する」とし、日本のここまでの戦いぶりや予選での勝ち上がりに言及し、「世界の舞台で再び出会う」のコーナーでは、五輪での戦績を次のように振り返る。 「2012年ロンドン五輪の金メダル決定戦のほか、アメリカと日本は2008年北京五輪でも二度対戦。グループステージではアメリカが1-0、準決勝では4-2で勝利した。また、2004年アテネ五輪の準々決勝ではアメリカが2-1で勝利し、2個目の金メダルを獲得した」 さらに女子ワールドカップでの歴史にも触れながら、「PK戦が公式には引き分けと記録されているため、アメリカは世界選手権で日本と対戦した際の通算戦績は7勝0敗1引き分けで、オリンピックでの日本との対戦では4勝0敗0引き分けとなっている」と紹介する。 ビッグトーナメント以外を含めれば、アメリカと日本は今回の準々決勝で41回目の対戦となる。USSFは「アメリカは日本との通算対戦成績で31勝1敗8引き分けとリードしている」と記し、こう続ける。 「唯一の敗戦は2012年のアルガルベカップの時だった。それ以来、アメリカは両チームの直近13回の対戦では無敗で、その期間に9勝4引き分けを記録。これには2012年のオリンピック決勝と、2015年のワールドカップ決勝での勝利も含まれている。アメリカは日本との直近9回の対戦のうち、8回で複数得点を挙げている」 日本にとって勝率はすこぶる悪い相手がアメリカだ。五輪では歴代最多メダル獲得数を誇る“大国”に、なでしこジャパンはいかに立ち向かうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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