ガスリー「予選よりもクルマの競争力がないと感じた。どこに改善の余地があるか見直しが必要」:アルピーヌ F1第7戦決勝
2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンは14位、ピエール・ガスリーは16位でレースを終えた。 【写真】2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP アイルトン・セナのカラーリングを使用したヘルメットを着用するピエール・ガスリー(アルピーヌ) ■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム) 決勝=14位(62周/63周) 12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード 難しいレースだったし、終わってみれば全体にトリッキーな週末だった。結局のところ、僕らには戦えるだけのペースがなく、アタックやディフェンスができるほどのスピードもなかったので、レース中にできることは限られていた。 スタートではポジションを維持できたものの、前半スティントの序盤にランス(・ストロール)を背後に抑えておくのは難しかった。僕を抜いた後、彼はどんどん差を広げていったし、他のドライバーに対してもポジションを守れなかった。最初のスティントを延ばして、もし終盤に2度目のピットストップをするチームがあれば、その前に出ることを狙ったが、それも期待はずれに終わった。 この週末、僕らは戦える位置にいなかったけど、とにかく前進を続けて、来週のモナコでまたチャレンジしたい。昨年は素晴らしい思い出を作れたから、ポジティブな気持ちでモナコへ向かえるよ。 ■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム) 決勝=16位(62周/63周) 15番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ミディアム 残念ながら、レースをうまく組み立てることができなかった。グリッド上位勢と争えるほどの速さはなかったし、意図した戦略もレースの展開と噛み合わず、まったく機能しなかった。実際のところ、クルマは昨日の予選よりも競争力がないように感じられたから、チームとしてどの部分に改善の余地があったのか、しっかり見直す必要がありそうだ。 それを別とすれば、このコースでは週末を通じてクルマのフィーリングに一貫性があった。コントロールできるファクターについて、適切に対処していくことが重要だ。次のモナコを楽しみにしている。これから2~3日の間に様々な分析をして、モンテカルロの市街地コースに向けた準備を整えた上で臨みたい。 [オートスポーツweb 2024年05月21日]