インドネシアがオランダ代表レジェンド・クライファートの指揮官就任発表!初陣は3月のオーストラリア戦に。6月には日本と対戦
インドネシアサッカー協会は、パトリック・クライファート監督の代表指揮官就任を発表した。 インドネシアは2026年ワールドカップアジア予選で大躍進。韓国人指揮官シン・テヨン監督の下で史上初の3次予選進出を果たすと、昨年11月にはサウジアラビアを撃破して、日本やオーストラリアを擁するグループCで第6節を終えてプレーオフ(4次予選)進出圏内の3位に位置している。 しかし6日、インドネシアは大きな動きに出る。2020年から代表チームを指揮して急成長を支えてきたシン監督を解任。昨年から代表チームにオランダ出身選手が増え、1938年大会以来となる独立後初のワールドカップ本戦出場権を目指す中、オランダ人指揮官の招聘に動いていることがわかっており、クライファート監督がその有力候補に挙がっていた。 そして8日、インドネシアサッカー協会はクライファート監督の就任を発表。両者は契約延長オプションの付帯する2027年までの2年契約を結んだ。さらに、インドネシア人コーチに加え、複数のオランダ人アシスタントコーチも就任することが併せて発表された。なお、初陣は3月20日の敵地でのオーストラリア戦になる予定だ。 インドネシアを指揮することが決まったクライファート監督は、現役時代にオランダ代表として79キャップ40ゴールを記録。アヤックスやバルセロナでも大きな活躍を残して1度のチャンピオンズリーグ制覇などを成し遂げた。引退後は、オランダ代表でルイ・ファン・ハール監督のアシスタントを務めたり、その後キュラソーやトルコのアダナ・デミルスポルを指揮した経験がある。