がんばらずに早起きできる10のアイデア
7. 大きな目的を忘れない
なぜ早起きしたいと思うのか、早起きの大きな目的も考えてみましょう。 たとえば、早起きの目的が、上司が昇進の機会を与えてくれたので、もう仕事に遅れたくないという理由かもしれません。または、一緒に寝ている人があなたの目覚ましのスヌーズが鳴る習慣にうんざりしており、今後もその人と一緒に寝たいということかもしれません。 いずれの場合も、早起きの良い理由を見つけることで、これまでとは違う方法で行動しようという意欲が湧いてくるでしょう。生活を変えたい、または少なくとも朝のルーティンを変えたい場合、なぜそうしたいのか、その目的を知る必要があります。 新刊『The Big Picture:A Guide to Finding Your Purpose in Life』の著者であるクリスティン・ウィーラン氏は、特に目覚ましのスヌーズ設定を何度も押しがちな人に以下の助言をしています。 一部の人は早起きの目的を、朝起きてベッドから出るためだと定義しています。「なぜ起き上がるのか」という早起きの目的は、スヌーズボタンを押す動機となる「でも眠りたい」という気持ちよりも強力でなければなりません。
8. 進捗を見える化する
ジェリー・サインフェルド氏は、自分の進捗状況をカレンダーに記録するという、自分の行動に責任を持たせるシンプルなトリックに取り組んでいました。 彼は毎日ジョークを書きたかったので、実際にジョークを書いたときには、ペンでカレンダーに「☓」を記入するようにしました。ジョークを数日間続けて書き続けられた後にカレンダーを見ると、記入した「☓」が鎖のように増えていました。そしてその「☓」の鎖が、サインフェルド氏がジョークを書き続ける動機となったのです。
9. 早く起きても仕事はしない
朝早く起きているからと言って、すぐに仕事や作業をあれこれ詰め込む必要はありません。 求人サイトIndeed.comの製品・エンジニアリング担当上級副社長クリス・ハイアムズ氏は、1日の仕事を軽快にスタートさせるためではなく、気が散らない静かな時間を1時間確保したいという切実な願いから朝型になったと語ります。 私のキャリアの大部分は、家族の世話をすることでした。たとえば車で家族の送り迎えをしたり、ランチの準備をしたり、ゴミの片付けをしたりといったことです。 朝、家族よりも早く起きたとき、私は生産的である必要はありません。メールもチェックしませんし、電話にも出ません。実際、職場に入るまで仕事はしません。 しかし、ハイアムズ氏は毎朝のルーティンのおかげで、集中力が高まった状態で出勤できるようになったと感じています。