がんばらずに早起きできる10のアイデア
4. 起床しやすい環境を整える
もし環境を工夫することができれば、習慣を続ける可能性がずっと高くなります。たとえば、ジムの服が用意されていると、スムーズに運動に移れるでしょう。 早起きできる環境の整え方には、以下のような方法があります。 部屋の向こう側に目覚まし時計を置くなど、アラームを消すために起き上がらなければならない仕組みにする。 コーヒーをタイマーでセットして、起きたときにすぐにコーヒーが準備できる状態にする。 寝る前に暖かいローブを用意しておき、起きたときに簡単に取ることができる状態にする。
5. 早起きできない原因を検証する
もし、これまでに早起きに失敗した経験がある場合、または現在進行形でうまくいっていない場合は、状況を客観的に評価してみましょう。 どのような行動をして、どのような障害に直面したかを分析します。 どのようなステップを踏んだか。 なぜ失敗したか。 何が違っていたか。 たとえば、以前どうしても起き上がれなかった理由が「室温が寒かったから」だとしたら、その問題の解決策として前夜にエアコンのタイマーをセットしたり、ローブとスリッパを用意するとよいでしょう。 一度起き上がっても、ソファーでまた眠ってしまうなら、体をすぐに動かす工夫がもう少し必要かもしれません。スティーブンソン氏は以下のアドバイスをしています。 朝の運動は、活動を促すホルモンであるコルチゾールを調整することにも役立つでしょう。通常、コルチゾールのリズムは朝にピークに達し、そのあと徐々に夕方に低くなります。 また、もし起床時間を変えるなら、5分間の運動が生活リズムをリセットするのに役立ちます。自重スクワットをしたり、家の近所を歩いてみましょう。
6. 早起きする魅力的な理由を作る
スティーブンソン氏は「もし起き上がる理由がなく、体が休みたいと思っているなら、そのギャップを埋める何か魅力的なものが必要」だと助言しています。 具体的には以下を掘り下げるとよいでしょう。 早起きの習慣が身に付いたとき、朝の時間をどのように活用したいと考えているか。 そのビジョンがあなたの行動にどのような影響を与えるか、考えたことはあるか。 変化が楽しいことと関連付けられていると、その変化が定着します。早朝に何か自分の好きなことをする予定を立ててください。 もし、朝起きたらランニングをするのがあなたの朝のビジョンだとしましょう。もしあなたが走ることが嫌いだとしたら、朝の運動の利点とは関係なく、早起きを何か不快なことと結びつけてしまうことになります。 早朝の計画に何かワクワクする要素が含まれていると、目覚ましのスヌーズボタンをあまり押さなくなるでしょう。逆に、目標にワクワクするものが含まれないのであれば、早起きを何かの罰と感じるようになり、その結果、目覚まし時計が鳴ったときにベッドから飛び出す動機づけにもならないでしょう。