さらさが語る、思い出に残った旅。都内から電車で1時間くらいの「すごくエネルギーがいい街」とは
シンガーソングライターのさらさが、近況や思い出に残る旅、旅に欠かせないアイテムなどについて語った。 さらさが登場したのは、9月21日(土)にJ-WAVEで放送された番組『BLUE IN GREEN』(ナビゲーター:甲斐まりか)のワンコーナー「GOOD PASSAGE」。 さらさは9月4日(水)に2ndアルバム『Golden Child』をリリース。現在、公式YouTubeで収録曲『f e e l d o w n』のミュージックビデオが公開されている。
今ほしいファッションアイテムは、薄手のカーディガン
さらさはファッションセンスも高く評価されているアーティスト。冒頭では甲斐とファッション談義に花が咲いた。 甲斐:お久しぶりです! でもいつもさらささんのInstagramを拝見しているので、久しぶりなのかなって感じです。 さらさ:私もです。 甲斐:2024年2月にキャンプのコーナーに出演していただいたり、この番組ではお世話になっております。 さらさ:こちらこそ、お世話になっております。 甲斐:今日もキャップがかわいいですね。真っ赤なキャップ。今日は夏らしい白いTシャツにキャップ姿のさらささんですが、今年の秋冬に楽しみたいファッションってありますか? さらさ:たとえばカーディガンとか、薄手の羽織れるアイテムをゲットしたいと思っているのですが、なかなか寒くならなくて。 甲斐:お店に並んでいても、暑くて買う気にならないですよね(笑)。 さらさ:いつ着られるんだろうって思っちゃいますよね(笑)。 甲斐:そろそろ薄手のカーディガンをゲットして、今年のコーディネートを見られるかな。けっこうInstagramに私服を投稿されていますよね。 さらさ:はい、けっこう載せています。 甲斐:ぜひ皆さんも、さらささんのInstagramをチェックしてみてくださいね。
制作する上での気持ちの変化
さらさは9月4日(水)に2ndアルバム『Golden Child』をリリース。同作には、プロデューサーのKota Matsukawa、ギタリストの西田修大、ビートメーカー/プロデューサーのuin(ユイン)といった注目のアーティストが参加している。まずはさらさに、2ndアルバムを制作する上での気持ちの変化について訊いた。 さらさ:1stで初めてアルバム制作を経験して、右も左もわからない状態で作ったところから、2ndは1回やってみてどういうものかなんとなくわかってきた状態で、じゃあ1stアルバムを踏まえて次は何を作ろうか、というところからのスタートしました。雑念が取り除かれて、純粋に「いい曲を作りたい」っていう気持ちをシンプルに捉えられたかなと思います。 甲斐:それはやはり1年半ちょっとのあいだにライブをしたり、ファンの皆さんの反応を直接見られるチャンスがあったりしたからなんでしょうか。 さらさ:そうですね。デビューシングルを出した3年前は、自分がミュージシャンになれるとは思っていなかったし、歌が好きで、歌を聴いてほしいから、手段として曲を書いているって感じだったんですね。なので、曲を作るのが好きっていうわけでもなくて。でも曲を作るのが好きじゃなかったらこの仕事は続かないなっていうのも最初からわかっていました。そこから「いい曲を作りたい」って思えるようになったり、「曲作りって楽しい」って思えるような、曲作りが喜びや目的になるようになりたいって、この3年間は自分のなかでマインドセットを変えていく時間だったなと思っていたんです。今年に入って突然、曲作りが楽しくなったり、いい曲を作りたいって自然に考えられるようになったんですよ。『Golden Child』は、こういう気持ちになって初めてのアルバム制作だったんですよ。3年経って、やっと環境に自分の気持ちが追いついてきたタイミングで作ったアルバムです。 また、参加アーティストから大いに刺激をもらったとさらさは語る。 さらさ:皆さん、いいアレンジを作ってくださって、それだけでもすごくうれしかったですし、3人の音楽に対する向き合い方や、どういう風に仕事をしているのかも間近で拝見できて、背中を押されるような気持ちになりました。一緒に作れてすごくうれしかったし、勉強させてもらうような瞬間もあって、人と作るってそういう学びがあっていいなあと思いました。 甲斐:このアルバムで特にすごくチャレンジングな曲ってありますか? さらさ:ギタリストの西田修大さんがアレンジしてくださっている『祝福』や『船』が、今までとは違うロックテイストなのですが、これは私が純粋に「こういう曲を作ってみたい」と思って作ったもので、とってもチャレンジングでした。あと、西田さんはすごくお忙しい方なので、アルバムの最後に収録されている『船』は、どうしてもその日中にアレンジを完成させなきゃいけなかったんですが、西田さんが1時や2時くらいに仕事から家に帰ってきて「今からやります」って連絡が入って。待っていたら朝5時くらいにめちゃめちゃいいアレンジがあがってきました。「疲れて帰ってきてこんなにいいアレンジをあげるんだったら、自分も頑張らないとな」ってすごく刺激を受けました。